ASEEDONCLÖUD 2025 A/W -seiyakou-

人里離れた雪の世界に建つ大きな一軒家で学校を営んでいる夫婦が、 愛情を持って育てた孤児に勉強やソリの乗り方、 トナカイの飼育の仕方、おもちゃの作り方、煙突への登り方なども教える。
立派に育った生徒は、一年で一番長く闇に包まれる時期に、 光と彩りをもたらそうという人々の願いと共に、 世界中の子供たちに夢を与えるお話。

学校の卒業式の日に着るガウンタイプのアカデミックガウン。 このガウンは卒業式にしか着ない服なので、みんな学校から借ります。 そして学校の密かな伝統として、卒業生たちは翌年の卒業生たちの為にメッセージをポケットにしのばせます。 実際に使用されているヴィンテージのアカデミックガウンをベースに、 タックの入り方や袖のボリューム等をアレンジしてデザインされています。 ゆったりとした着心地なので、寒い時期は下にニットを着ていただけます。

学生達はトナカイについての学びを深めると、 世話ができるようになったことの印として、ラインがもらえます。 ラインの本数が多いほど、トナカイとの関係性が近いことの証明になります。 学生たちは、トナカイととても深い関係を気付いているサーミ人(ラップランドに住む民族)に憧れがあり、 学校の研修などでも訪れます。 サーミの民族衣装には細くて綺麗なラインが施されていることから、 主人公達もそれをまねて、 細いレースのテープを自分の制服に付け足しています。

素材はオリジナルの「School grade cloth」。 生機をバイオワッシャーのみで仕上げ、 素材そのままの特徴を活かして、 様々な加工工程を省いたナチュラルなオーガニックコットン生地を使用しています。